製品紹介
お詫びと訂正 アラガーデンVFF等のALA入り肥料と農薬との混合について
お客様各位
これまで、アラガーデンVFF等のアミノレブリン酸(ALA)入り肥料と農薬を混合散布する場合、アルカリ性農薬、銅剤、マンネブ剤およびマンゼブ剤とは混合しないようご案内しておりました。実際の農業現場では、これら農薬との混用散布が行われている事例が散見されることから、改めて弊社研究室において試験を実施いたしました。その結果、別表の通りマンネブ剤、マンゼブ剤および有機銅剤(8-ヒドロキシキノリン銅剤)と混合しても問題ないことが分かりました。一方、無機銅剤(水酸化第二銅剤・塩基性硫酸銅剤・塩基性塩化銅含有薬剤、カスガマイシン・塩基性塩化銅剤)と混合するとアミノレブリン酸(ALA)の分解起こることが判明しました。引き続き、無機銅剤やアルカリ性農薬とは混用散布はしないでください。希釈液がアルカリ性になると、アミノレブリン酸(ALA)の分解が起こるほか、アンモニアの揮散や成分変化等が起こり、効果が減退したり、人体にも有害となる恐れがあることにご留意ください。
姉妹品のアラガーデン・ファーム【即溶】を水溶液にして農薬と混合される場合、農薬によるアミノレブリン酸(ALA)の分解は、別表の結果と同様に考えてください。ただし、アラガーデン・ファーム【即溶】とアルカリ性の農薬などとの混合は厳禁です。肥料等を溶かした液がアルカリ性になると、アンモニアの揮散が起こり、作物や人体に有害ですので十分にご注意ください。
アラガーデンVFFの1,000倍希釈液に各農薬(通常散布濃度の上限濃度)を添加、コマツナ幼植物(昼温25℃・夜温20℃で栽培)に散布して薬害の発生がないか試験し、いずれの農薬との混合においても明らかな薬害が発生することはありませんでした。しかし、いずれの農薬も適応外使用となるため、薬害発生の有無を保証するものではございません。ご心配な方は、小規模でのテストを行ってからご使用いただくようお願いいたしております。
お客様各位にはご迷惑、ご心配をおかけいたしますが、何とぞご理解賜りますようお願い申し上げます。社員一丸となって高品質製品の製造、販売に尽力いたす所存でございます。従前同様のご愛顧を賜りますよう重ねてお願い申し上げます。