製品紹介

アラガーデンシリーズ

機能性アミノ酸“5-アミノレブリン酸(ALA)”配合肥料


●本肥料の特徴

①5-アミノレブリン酸(ALA)を配合

・本肥料は植物体の生育促進やストレス耐性付与が明らかになっているアミノ酸「ALA」を含むバイオスティミュラント資材です。

・ALAは地球上の全生物が生体内に有しているアミノ酸で植物体内では「葉緑素」や「窒素代謝酵素」、「抗酸化酵素」などの構成成分として重要なはたらきを担っています。

・ALAを植物の外部から施用することによる様々な刺激作用が認められていますが、とりわけ「気孔開度の向上」、「光合成促進」、「窒素吸収・代謝の促進」による植物体の生育促進効果が多くの先行研究により明らかになっています(下図)。

 

 

②特徴の異なる製品ラインナップ“アラガーデンシリーズ”で様々な作物・作型・施肥様式へのALA施用を可能に

・作物種・栽培方式によって施肥の様式は様々です。

・「局所施肥」「灌水施肥」「ドローン散布」など多様な施肥様式にALAを施用できるよう、特徴の異なる製品ラインナップ=“アラガーデンシリーズ”を製品化しました。

・アラガーデンシリーズは粒状肥料「アラガーデン・ファーム」「アラガーデン・ファーム【即溶】」、液体肥料「アラガーデンVFF」の3種類です(下図)。

 

 

 


●推奨施用方法・施用効果事例

①アラガーデン・ファーム

a.定植時植え穴・株元施用:2~3kg/10a(0.5~3g/株)

※苗焼けしやすい作物へは過剰施用を避ける

b.局所施用・条施用:2~3kg/10

c.ドローン散布:2~3kg/10a

※施用後はインペラやシャッター部のクリーニングを必ず行う

d.施用事例:

イチゴ:本圃定植時ポット表層に1g/株施用で初期生育向上(写真1)

ナガネギ:初回追肥・土寄せ時植え溝に3kg/10a施用で生育向上・大幅増収(写真2)

 

②アラガーデン・ファーム【即溶】

a.追肥施用:10kg/10a

b.水稲流入(流し込み)施用:10kg/10a程度(慣行の窒素施肥基準量に合わせる)

c.溶解後、土壌灌注:0.5~1kg/10aを十分な水量に溶解、灌注

※溶解して施用する際は必ずストレーナーを通す

d.溶解後、葉面散布:500~1000倍希釈液を100~200L/10a散布

※アルカリ性・塩基性成分(塩基性銅など)含有・無機石灰含有の農薬・液肥との混用を避ける

d.施用事例:

バレイショ:初回追肥時に14kg/10a(N2.0kg)/10a施用+土寄せで葉色向上・大幅増収(写真1)

ナガネギ:播種後1ヶ月ごろから1000倍希釈液を3回散布で大幅増収・規格外品の減少(写真2)

③アラガーデンVFF

a.土壌灌注:原液80-120mL/10aを十分な水量で希釈、灌注

b.葉面散布:3000倍希釈液を100~200L/10a散布

※アルカリ性・塩基性成分(塩基性銅など)含有・無機石灰含有の農薬・液肥との混用を避ける

c.ドローン散布:8-20倍希釈液を0.8~1.0L/10a程度散布

※軽微な葉焼けを伴う場合があるため、葉菜類への施用は避ける

d.水稲種籾浸漬:3000倍希釈液に種籾を3-5日間浸漬

※最初の3-5日間VFF液に浸漬し、水替え後は通常の真水に浸漬する

e.施用事例:

カンキツ幼木:4~9月に3000倍希釈液を定期散布で、地上部生体重・根量大幅増加(写真1)

タマネギ:3月(止肥施用後)に3000倍希釈液を1回散布で、地上部生育向上・大幅増収(写真2)

 


●成分・製品カタログ

 

 

 

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