製品紹介
もっと知りたいアラガーデン・シリーズ
→ ALA事業に関するお知らせ | ||
不稔籾になり易い弱勢えい果の登熟が向上=→増収 |
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5-アミノレブリン酸 5-Amino Levulic Acid→ 略してALA | |
ALAはすべての生物細胞に含まれるアミノ酸の一種です。アミノ酸ですが、蛋白質を構成するアミノ酸ではありません。細胞内に存在する遊離アミノ酸と呼ばれる成分の一つです。 高等植物に含まれるALAは、ごく微量ながら、葉緑素や酵素などの前駆物質であり、様々な生理作用に関与している重要なアミノ酸です。 ALAの詳細な生理作用が解明されつつあり、微量のALAを植物に与えると顕著な生育促進効果が得られることが報告されています。 ALAは葉の気孔を開くことで養水分の吸収を促進し、光合成のための二酸化炭素の供給を円滑にすることが報告されています。窒素の吸収と代謝を促進すること、生長ホルモンの移動を制御することで根の生育を促進することなども報告されています。微量のALAを植物に与えると、顕著な生育促進、根量増加、低温、寡照、塩害等の環境ストレスを軽減します。 |
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ALAは、葉緑体中でグルタミン酸(窒素代謝における最初のアミノ酸)から合成されています。ALAは、多くの段階を経てプロトプロフィリンⅨ(PPⅨ)という物質を経て、マグネシウムが結合、クロロフィル(葉緑素)となります。一方で、PPⅨは鉄と結合することでシトクロムなどのヘムとなります。ヘムは、人のヘモグロビンが有名ですが、植物では、エネルギー生成や抗酸化作用に関係する酵素や硝酸還元酵素になります。ALAがPPⅨや葉緑素となる手前にあるウロプロフィリノーゲンⅢ(Uro’genⅢ)という物質に鉄が結合してシロヘムとなります。シロヘムは亜硝酸還元酵素や亜硫酸還元酵素として窒素や硫黄の代謝に関与しています。 植物は一般に硝酸という形で窒素を吸収し、硝酸→亜硝酸→アンモニアと変化し、グルタミン酸というアミノ酸を経て、種々のアミノ酸、蛋白質へと代謝されていきます。窒素代謝の最初である硝酸からアンモニアへの変化が、窒素代謝全体を律速していると言われています。ALAを発端として合成された硝酸(亜硝酸)還元酵素が活躍することで、作物体中の硝酸濃度が低下することが報告されています。アンモニア生成から始まるアミノ酸合成には、原料となる炭素源(糖)が必要ですが、幸いALAは光合成を活発にする働きをしますから、アミノ酸合成への原料供給も円滑に行われます。 一方でALAは気孔を開く作用をします。気孔が開けば、蒸散流の増加によって、水や養分の吸収が良くなります。気孔が開けば、光合成の原料であるCO2の取込も良くなり、光合成が活発に行われるようになります。それらの結果、生育を改善したり、植物体の水分生理や草姿の改善にも役立つと考えられています。 ALAは、生長点で作られるオーキシンという生長ホルモンの輸送を調節し、根の生育を促していることも報告されています。。 植物にALAが与えられると、体内の代謝活性が上がり、植物は根から吸収した窒素を使ってALAを円滑に合成できるようになり、生育が改善されます。ALAによって“やる気スイッチ”がONになった植物は、一定期間、代謝の高い状態が維持されると考えられます。 その結果、顕著な生育促進、増収、低温・寡照・塩類障害などの環境ストレスに対する耐性向上効果が得られることが報告されています。 |
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植物の光合成は、温度、二酸化炭素濃度、光の強さ等に影響されます。晴天の日であっても群落内の光量は絶え間なく変化しています。そのことが気孔の開閉にも影響しています。一旦閉じた気孔が開くためには思いのほか時間を要するために、光量変化に気孔の開閉が追いついていないのが実情です。変動する光環境下では気孔開閉が光合成を律速していると言われています。光が強くなっても、気孔が十分に開いていないと必要な二酸化炭素の吸収ができません。絶え間なく変化する自然環境では、植物のチカラが十分に発揮されていません。 ALAは、気孔を開くことで蒸散量を増やしたり、根の浸透圧を調節する作用によって水を吸いやすくします。干ばつが起これば、植物はアブシジン酸(ABA)によって気孔を閉じようとします。管理された圃場では、危機的状況の干ばつが頻繁に起こることは少なく、適度に気孔を開いておくことは、作物の生産性向上に有利だと考えられています。 |
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微量のALAを植物に与えると・・・
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作物の根に近い部分に施用する。根がALAと速やかに出会えることが重要です。条施や株元追肥で。 ALAは土壌中で徐々に分解されます・・・効果が期待できるのは肥料を施用後20日間程度です。 |
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施用時期は定植直前、養分吸収増大期、追肥のタイミング、樹勢回復期など。 | |
水稲の施用適期は出穂の20目前ころ(穂肥時期)。 アラガーデン・ファームBB515を用いた穂肥、アラガーデン・ファーム3kg/10aを出穂20日前ころにドローンやヘリコプター(背負動噴)で散布。 アラガーデンVFF(ALA入り液肥)を出穂10日後くらいに散布すると登熟向上効果が期待できる。 |
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苦土や鉄はALAの効果を高める(アルカリ性の苦土石灰や水酸化苦土肥料を同時に施用することは避ける)。 | |
製品の保管は湿気と高温厳禁、使い残しは袋の口をしっかりと閉じて乾燥した場所で。 | |
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荷姿:20kgポリ袋 |
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高濃度ALAを含有する基本となる化成肥料 | ||
植え位置への条施や株元への施用なら2~3kg/10aでOK | ||
普段お使いの肥料に10%(重量比)程度混合してご使用ください | ||
一般の肥料と本製品を工場で予めブレンドしたアラガーデン・ファームBBならそのまま使えます | ||
含有するクエン酸が土壌中のりん酸、苦土、鉄などを溶解し作物による吸収を助けます
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詳しい保証成分は製品の保証票でご確認ください |
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アラガーデン・ファームのパンフレット | ||
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共通袋 銘柄によって色が異なります 荷姿:20kg又は15kg |
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アラガーデン・ファーム(高濃度ALA含有基本肥料)と一般の化成肥料等を適切な割合で予めブレンドした肥料です。お客様の手間を省き、そのまま直ぐに使っていただけます。 | ||
アラガーデン・ファームBBの主な製品 |
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アラガーデン・ファームBB515 《水稲などの追肥に最適なNKタイプ》 | ||
詳しい保証成分は製品の保証票でご確認ください |
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アラガーデン・ファームBB403 《苦土・ほう素入り汎用タイプ》 | ||
詳しい保証成分は製品の保証票でご確認ください |
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上記以外の製品もございます。また、地域や作物の特性に合わせ、お客様のご希望にも可能な限り対応しますので、担当営業マンにご相談ください。
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アラガーデン・ファームBB515のパンフレット | ||
アラガーデン・ファームBB403のパンフレット | ||
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荷姿:20kgポリ袋 荷姿:1kg×20袋 |
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粒状の化成肥料なのに水溶性のALA入り肥料! | ||
寒冷期でも土壌水分で速やかに溶解、ALAと肥料成分を根に届けます | ||
液肥としても使える優れもの、茎葉散布にも使える ※若干の溶け残りがありますから必ずストレーナーを通してください 液肥として使用する場合、アルカリ性の肥料や農薬との混合厳禁(希釈した液がアルカリ性になると、アンモニアの揮散が起こり、作物にも人体にも有害です) 液肥として農薬と混用する場合は、一部の農薬と混合するとALAの分解が起こることが分かっています。詳しくは →こちら をご覧ください |
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クエン酸増量(アラガーデン・ファーム比較)・・・土壌のりん酸・苦土・鉄などの吸収促進 | ||
1回当たりの標準施用量は10kg/10a、株元に施用する(追肥・元肥ともに使用可)
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アラガーデン・ファーム【即溶】のパンフレット | ||
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荷姿: 1リットル×10本 80ミリリットル×40本 |
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すべての作物、茎葉散布、土壌潅注いずれにも使え、いつでも臨機応変に | ||
ALAの効果を最大限発揮するように最適化された肥料成分+微量要素 | ||
他の液肥や農薬との混合散布も可 ※けい酸液肥などのアルカリ性液肥との混用は不可 ※液肥の濃厚原液同士の混合は不可(他の液肥を規定濃度に薄めてからVFFを加える ※一部農薬(石灰硫黄合剤・無機銅剤・その他アルカリ性農薬等)とは混合不可 (農薬との混合は、効果および害作用のないことを保証するものではありません。予め、小規模でのテストをお勧めしています。) ※農薬との混合については こちら も併せてご覧ください |
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3,000~4,000倍(容積比)で茎葉散布、80~120ミリリットルを目安に適量の水で希釈し土壌潅注処理 希釈した液は保存せず、直ちに散布してください ※散布液量が概ね100リットル/10a以下で茎葉散布する場合は、2,000~2,500倍に希釈してください。 |
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アラガーデンVFFの含有成分 |
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アラガーデンVFFのパンフレット | ||
アラガーデンVFFについて詳しいことは こちら をご覧ください |
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「ALA GARDEN」と「即溶」は、弊社の登録商標です。 | ||
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